Design For Space
2010年11月25日木曜日
[番組設定]
子供のための、物語の語り聞かせの番組。小学生が寝る前に見られるように、20:00頃から始まる。
出演者は一人。語り手として、女優、俳優、声優、歌手などが登場する。
[どんびき]
絵本「かいじゅうたちのいるところ」の中の、子供部屋が段々と森になっていく場面をイメージして制作した。現実から物語の世界へと入っていく様子を表している。
現実と物語の境界を曖昧にするために、床をグラデーションにしてぼかした。
森を作る際、現実世界ではないので実際の木の形は使わず、木のイメージとして表現した。
画面全体に、物語の中の森の雰囲気を感じられるようにした。
[上手]
木の配置をする際、奥行きを感じられるように心がけた。
語り手は、物語の世界からやって来たように、葉で覆われたトンネルから登場する。
[下手]
登場した語り手は、まず下手に位置する子供部屋へと向かい、ベッドに腰掛けて語り始める。
壁に飾られた額には、その日の物語の挿絵となる影絵が入っている。額縁には、やわらかさと素朴さが感じられる白の無垢材を使う。
女の子の子供部屋の雰囲気を出すために、壁紙には花柄を用い、色合いも可愛らしくなるようにした。メインとなる影絵を目立たせるように、あまり物を置かず、部屋の中の要素が少なくなるようにした。
また、物語の世界とのつながりを持たせるために、画面に木を少し入れ、床の緑の部分も含むようにした。
[正面]
木の大きさ、色や高さを変え、それぞえれが違った表情となるようにすることで、語り手が立った時、背景にリズムを感じられるようにした。
森の雰囲気が出るように、特に色の選択に注意した。
ホーム
登録:
投稿 (Atom)